タキイ育成 オクラ「ヘルシエ」

「ヘルシエ」を試作いただいた生産者の声をご紹介

2020年2月20日更新

昨夏、直売出荷向けに野菜を栽培されている千葉県の生産者2名に「ヘルシエ」を試作いただきました。
実際に栽培しての生産者の声をご紹介します。

Voice1「ヘルシエ」は見ばえよく、やわらかくおいしいとお客さんにも評判

千葉県松戸市 おばたファーム 小幡祐亮さん
千葉県松戸市 おばたファーム 小幡祐亮さん
おばたファーム小幡祐亮さんと奥様のあゆみさん。ブルーベリー圃場の前で。小幡さんは2015年の就農とともに、ブルーベリー観光農園と直売所をオープンされた意欲的な若手生産者。
今回「ヘルシエ」を栽培いただいた小幡祐亮さんは、千葉県松戸市でブルーベリー観光農園と同敷地内の直売所で野菜の販売を行われています。取材に伺った8月は、ブルーベリーの最盛期で、朝からたくさんのお客さんがブルーベリー狩りや直売所でのお買い物に訪れていました。ブルーベリーは3カ所の畑で600〜1000本を栽培。観光農園がオープンする6〜8月には多い時で1日当たり100人ものお客さんが訪れるといいます。
直売所
ブルーベリー農園の同敷地内に直売所を併設。年間50品目もの野菜を扱う。
直売所
「冬場なら鍋の材料が全部うちでそろうくらい」とお母さんの明美さん。品ぞろえを備えるために少量多品目栽培に取り組む。
袋詰めされた「ヘルシエ」
袋詰めされた「ヘルシエ」今年の8月は1袋100g程度で販売。

野菜栽培の面積は8〜10反程度で、夏季の主力品目はエダマメ、秋冬はコマツナとホウレンソウですが、総栽培品目は夏秋合わせて50品目程度と少量多品目で行い、直売所で販売されている野菜のほとんどを自分たちで栽培されています。管理は祐亮さん、あゆみさん夫妻、お母さんの明美さん、叔母さん、お祖母さんの家族5人で行われています。

「ヘルシエ」は5月6日に播種、収穫は梅雨明けの7月23日ごろからでした。2019年の6月は関東では記録的な曇天続きで日照量が上がらず、梅雨明けまでは生育がゆっくりでしたが、梅雨が明けたとたんに実がつき始め、8月の時点では収穫が追い付かないくらい収量が上がっています。
「『ヘルシエ』は莢がまっすぐで見ばえが大変にいいですね。栽培管理にそれほど手をかけなくてもきれいなオクラができました」普通オクラは毎年栽培しているものの、「ヘルシエ」は今年が初めてという小幡さんは、栽培性の高さを評価されています。「家族で試食してみましたが、かたくなくて生でも食べやすい。お客さんにも好評です」

おばたファームの「ヘルシエ」圃場
おばたファームの「ヘルシエ」圃場、播種5月7日。果実の肥大もよく収量も上がっている。

出荷当初は見慣れない白オクラは敬遠されがちでしたが、タキイホームページよりPOPなどの販促ツールをダウンロードして商品に添付。機能性成分についてお客さんに解説するようにしたところ、売れ行きが徐々にアップ。普通オクラと遜色なく売れるようになりました。
「やはり、POPなど商品を説明できるものがあると、新しい品種を手に取ってもらいやすくなる。タキイホームページの直売支援ツールなどはありがたいですね」

「ヘルシエ」を手に小幡さん。
「ヘルシエ」を手に小幡さん。
店内には「フルティカ」の姿も!
店内には「フルティカ」の姿も!

小幡さんは「ヘルシエ」の販売にあたって品種PRの重要性を感じたといいます。現在は、近隣のお客さんからのリピートなどもあり、順調な売れ行きです。
「自分で栽培したものの価格を自分で決められることが、直売出荷の魅力ではないかと感じています。お客さんの感想を目の前で聞けるのもよい」

直売に大いに手ごたえを感じている様子の小幡さん。おばたファームの野菜圃場は肥沃な粘土質で、とれる野菜は味の濃いものができると、お客さんから人気です。今後も土づくりに力を入れ、品ぞろえ豊富でおいしい野菜作りに取り組みたいと熱意を燃やされていました。

Voice2くせのない食感で子供にも人気が出そうな「ヘルシエ」

千葉県柏市 飯塚農園 飯塚良佑さん

千葉県柏市 飯塚農園 飯塚良佑さん
飯塚さんはタキイ園芸専門学校第57期卒、就農14年目で、こだわりのトマト栽培に取り組まれている。ほかには、エダマメ、冬季はカブなどを栽培。

次に松戸市のお隣、柏市の生産者飯塚良佑さんを訪ねました。

飯塚さんは夏にトマト、エダマメを自宅や近隣の直売所、一部スーパーに出荷、冬はカブを共選出荷されています。特に夏季のトマトについては、贈答用など質の高いものにこだわって生産されています。この度は、トマトと共に、「ヘルシエ」「PC筑陽」「ピー太郎」などを試作いただきました。
「ヘルシエ」は自宅のトマト直売所の裏の畑に5月17日ごろに播種、栽培初期にネキリムシなどの虫害にあい、生育の遅れがありましたが、8月上旬より無事出荷を開始しました。近所のスーパーにも置かれたところ、普通オクラに負けないくらいの売れ行きだったといいます。

直売所
「ヘルシエ」圃場の様子。
「ヘルシエ」圃場の様子。播種は5月17日ごろ。8月に入ってだんだん収穫できてきた。

「少し珍しい白オクラなので敬遠されるかと心配しましたが、オクラ自体の人気が上がっているのか、出荷先からは『足りないのでもっと出してほしい』との依頼も届きました」

飯塚さんは「ヘルシエ」の売れ行きにまずまずの手応えを感じておられるようです。「青臭さもなく実もやわらかく食べやすい。粘りも通常オクラよりある。くせがない食感と味なので、子供が食べるにはちょうどよいと思いますね」

ご家族の試食の感想もお話くださいました。共に「ヘルシエ」の栽培管理をされている飯塚さんのお母さんからは、「大きくなってもかたくならないので、収穫作業を焦らなくていいのは助かりますね。大きい方が食べ応えもあるし、料理のバリエーションも広がります」と主婦の目線からも高い評価をいただきました。また、「PC筑陽」についても「生育が早く、皮がやわらかくおいしい、特に焼きナスでおすすめしたいですね」と絶賛でした。

「ヘルシエ」を手に小幡さん。
柏市にある直売所「かしわで」に「ヘルシエ」を出荷。
柏市にある直売所「かしわで」に「ヘルシエ」を出荷。飯塚さんいわく「『ヘルシエ』はくせのない食感と味で食べやすい品種」とのこと。他品種との違いをアピールするためポップで目立たせる。

今回、ほぼ初めてオクラを育てたという飯塚さん。今後とも「おいしさを軸に品種を厳選しながら野菜を育てていきたい」と思いを語ってくださいました。

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