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2007.12.11
第58回 全日本野菜品種審査会(コマツナ)で、タキイ試交品種が上位独占
平成19年10月29日、埼玉県農林総合研究センター園芸研究所 鶴ヶ島試験地で、「第58回全日本野菜品種審査会(コマツナ)」が開催されました。
この審査会でタキイ交配「TTU-410」が1等特別賞を、「06-1215」が2等賞を、「TTU-411」が3等賞を受賞し、タキイ品種が上位を独占しました。
播種日は9月26日、播種後33日目で審査会が行われました。栽培期間中、気温はやや高めに推移しましたが、適度な降水もあり、作柄は全体的に良好で、品種特性の差がはっきりでました。
立毛審査は、葉色の濃い品種が多かったものの、全体的にやや葉の揃いが悪い中で「TTU-410」は葉揃いのよさ、「06-1215」は葉揃いのよさに加え、葉色の濃さが評価されました。
収穫物審査では、葉柄が間伸びし株張りの悪い品種が多い中、タキイ3品種は株張りの良さが高く評価されました。特に「TTU-410」は株張りだけでなく株揃いも良好で、収穫物での最高点を獲得しました。

「TTU-410」の収穫物   「06−1215」の収穫物
「TTU-410」の収穫物   「06−1215」の収穫物

TTU-410
TTU-410
TTU−410
萎黄病、白さび病に耐病性をもち、春〜年内どり品種。収量性と揃い性にすぐれ、高温期でも株張りがよい。、草姿立性で結束が容易。