社会への貢献
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「キャリア教育」出張授業
なぜ「食育」を行うのか
「食育」というと消費面に焦点が当たりがちですが、真の意味で食育を進めるためには、食の生産面にも焦点を当てた活動が必要だとタキイ種苗は考えます。
食の原点である種苗を取り扱う企業として、タキイ種苗は2013年から全国の小学校を対象に食育授業「桃太郎トマトの学校」教室を開催してきました。小学生にもなじみが深い野菜であるトマトを例にしながら、「桃太郎」というトマトの品種が、タネの開発からスタートし、生産者による栽培を経て青果として食卓に届けられていることを子供たちに伝えています。さらに子供たち自身が調理して食すことで食の喜びと楽しみも合せて伝えてきました。
コロナ禍を経て、2023年からは「桃太郎トマト」だけにとらわれない、野菜や花のタネを教材とした食育授業を展開しています。
おいしい野菜やきれいな花が届くまでには多くの人と時間が必要なことを感じ取り、身の周りの野菜や花に興味・関心を持つことが大切だと考えています。
「キャリア教育」出張授業 これまでの取り組み
これまでの開催実績は以下の通りです。
開催年度 | 開催時期 | 都道府県 | 学校名 | 参加生徒数 |
---|---|---|---|---|
2013年 | 7月3日 | 東京都 | 墨田区立中和小学校 | 4年1組 計27名 |
7月8日 | 北海道 | 札幌市立前田北小学校 | 4年1組、2組 計54名 | |
7月11日 | 広島県 | 広島市立飯室小学校 | 4年生 計20名 | |
2014年 | 7月3日 | 東京都 | 港区立青山小学校 | 4年1組、あすなろ学級 計29名 |
7月11日 | 福岡県 | 福岡市立老司小学校 | 6年1組、2組、3組 計90名 | |
7月15日 | 宮城県 | 仙台市立泉松陵小学校 | 5年1組、2組、特別支援学級 計64名 | |
2015年 | 9月11日 | 東京都 | 品川区立上神明小学校 | 5年生 20名 |
9月18日 | 静岡県 | 静岡市立中藁科小学校 | 5年生、6年生 計30名 | |
10月1日 | 愛媛県 | 西条市立田野小学校 | 5年生、6年生 計29名 | |
2016年 | 9月2日 | 群馬県 | 桐生市立新里北小学校 | 5年生 計27名 |
2017年 | 2月28日 | 高知県 | 高知市立十津小学校 | 5年生 68名(2クラス)、保護者 |
8月31日 | 青森県 | 青森市立浪館小学校 | 6年生 70名(2クラス)、保護者 | |
2018年 | 2月7日 | 埼玉県 | 春日部市立武里小学校 | 5年生 63名 |
7月6日 | 石川県 | 金沢市立浅野川小学校 | 5年生 53名 | |
10月10日 | 島根県 | 雲南市立海 |
5年生、6年生 計27名 | |
2019年 | 10月10日 | 三重県 | 津市立 |
6年生 46名(2クラス) |
2023年 | 9月13日 | 東京都 | 私立帝京大学小学校 | 2年生 24名 |
10月17日 | 東京都 | 港区立笄小学校 | 3年生 28名 |
過去の授業例
- ・座学(約20分)
- タキイ種苗の会社について
タネクイズ(野菜や花について)
- ・実習(約25分)
- たねぢからアート作成
タネや青果の観察
「キャリア教育」出張授業に関するお問い合せ(学校関係者専用)
「キャリア教育」出張授業についてのお問い合せは、必要事項を入力の上、以下からお送りください。
学習まんが書籍「タネのひみつ」寄贈
社会貢献活動の一環として全国の小学校 約23,500校、全国の公立図書館 約3,000館へ寄贈
(株)学習研究社に協賛・協力し、種苗業界としては初めての児童向けの学習まんが書籍「学研 まんがでよくわかるシリーズ」から『野菜と花 タネのひみつ』を刊行し、社会貢献活動の一環として全国の小学校約23,500校と公立図書館約3,000館に寄贈いたしました。
『野菜と花 タネのひみつ』では、普段野菜や花に接していながら、知る機会が少ない種苗会社の役割や仕事内容を、子供たちにまんがで紹介しています。
内容はタネの基本的な話に留まらず、タネをどのように管理・供給しているか、ブリーダー(育種家)を中心とした品種の創造と改良、生産者の栽培と苦労、そして育てることの大切さなどをテーマに構成しています。
日常なにげなく接している野菜や花の成り立ちや、野菜では「病気や害虫に強い」「たくさん収穫できる」「味がよい」「機能性成分の向上」、花では「新しい花色の追加」「咲く時期の延長」などを目標に研究を行い、10年以上の期間をかけて一つの新しい品種を生み出していることなどが詳しく描かれています。
現在、種苗業界では子供たちの将来と日本の農業の発展に寄与する「食育」活動を推進しています。この書籍を通じて子供たちが、農業への理解を深め、人間にとって欠かせない「食」と「農」というものの重要性と可能性を知ってもらう一助になることを願っています。