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2014.04.25
全日本花卉品種審査会(スターチス・シヌアータの部)で、
タキイの『EW-223』が1等特別賞、『EW-222』が3等を受賞
平成26年2月14日、和歌山県御坊市の県農業試験場暖地園芸センターにおいて、「第60回全日本花卉品種審査会(スターチス・シヌアータの部)」が開催されました。
この審査会で、タキイのスターチス『EW-223』が1等特別賞を、同じく『EW-222』が3等を受賞しました。

定植は9月9日で株間30cm、条間40cmの2条植え1区10株の2反復で行いました。本年より前年までの加温栽培から、冬季の栽培温度を最低3℃とほぼ無加温栽培に変更し慣行栽培に近い栽培条件での審査となりました。収量点となる採花期間は11月1日から12月17日までで収量と階級調査を実施しました。以後審査日までは収穫はせず立毛審査用に栽培を継続しました。
審査会の当日は、記録的な大雪に見舞われましたが、審査会場のハウスは雪の影響もなく、どの系統もほぼ満開状態で開花していました。低温管理に変更した影響か収量点には品種により例年よりも大きな開きが見られました。

1等特別賞の『EW-223』は明るいブルーで花序形状が整い、早生性に優れ初期から収量が上がります。草丈もとりやすく草姿は直立性で作業性にも優れています。立毛審査の得点に加え、収量点で高い加点があり最高点を獲得しました。
3等の紫色品種『EW-222』も品質よく、収量点も上位となりました。

1等特別賞を受賞した『EW-223』
1等特別賞を受賞した『EW-223』
3等を受賞した『EW-222』
3等を受賞した『EW-222』
第60回全日本花卉品種審査会(スターチス・シヌアータの部)の様子
第60回全日本花卉品種審査会(スターチス・シヌアータの部)の様子