インフォメーション

  • Facebook
  • Twitter
  • Line

2020.10.06

タキイ種苗がコンサルティングを行い、
ファイトリッチの中玉トマト「フルティカ」が
生鮮トマトで初の「ストレス緩和」の機能性表示食品に。

GABAとリコピンのダブル成分による機能性表示
(商品名:「Hapitoma(ハピトマ)」)を実現しました。

9月18日、静岡県の株式会社Happy Quality(静岡県浜松市:代表取締役 宮地誠)が販売する「Hapitoma(ハピトマ)」が機能性表示食品の届出を消費者庁に受理されました。(受理番号:F357)

今回受理された商品にはタキイ種苗が開発したファイトリッチシリーズのトマト『フルティカ』※1が採用されており、タキイ種苗はリコピンSR提供の他、受理に至るまで届け出に対しコンサルティングを行いました。

今回の届け出は、機能性成分である“GABA”と“リコピン”で申請されました。過去に機能性表示食品の生鮮トマトで、ダブル成分(GABA・リコピン)で受理されたものはなく、今回が初となります。また、生鮮トマトにおける「ストレス緩和」のヘルスクレーム(健康表示)受理も初めてとなりました。

「Hapitoma(ハピトマ)」にはGABAとリコピンが含まれます。GABAを28mg摂取すると仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能が、リコピンを22mg/日摂取すると、血中LDLコレステロールを低下させる機能があることが報告されています。本品を200g(7〜15個)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。LDLコレステロールとは、肝臓で作られたコレステロールを全身へ運ぶ役割を担っており、増えすぎると動脈硬化を起こして心筋梗塞や脳梗塞を発症させる、悪玉コレステロールです。

申請に用いたGABAの『SR(システマティックレビュー)』※2は、公益財団法人 静岡県産業振興財団フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンター、静岡県立大学、株式会社Happy Qualityの共同研究で作成されたものを、リコピンのSRはタキイ種苗保有のものを使用致しました。

今後も、高付加価値な種子の安定供給と共に、コンサルティング業務などを通じ、日本の農業を応援していきます。



※本品は、消費者庁長官による個別審査を受けたものではありません。

※本品は、疾病の診断、治療、予防を目的としたものではありません。

※食生活は、主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。

・株式会社Happy Qualityhttps://happy-quality.jp/

・フーズ・ヘルスケアオープンイノベーションセンターhttp://www.fsc-shizuoka.com/

■商品情報

商品名 Hapitoma(ハピトマ)
(品種/フルティカ)
産地 静岡県産
販売開始 2020年11月下旬〜
届出表示 本品にはGABAとリコピンが含まれます。GABAを28mg摂取すると仕事や勉強による一時的な精神的ストレスを緩和する機能が、リコピンを22mg摂取すると血中LDLコレステロールを低下させる機能があることが報告されています。
本品を200g(7〜15個)食べると機能性が報告されている一日当たりの機能性関与成分の量の50%を摂取できます。

※1『フルティカ』

中玉トマト『フルティカ』は、タキイ種苗が2005年に発表した、機能性成分を豊富に含むおいしい健康野菜品種シリーズ『ファイトリッチ』(全20品種)の1つです。

中玉トマト『フルティカ』の特長

  • ・中玉トマトの中では群を抜く甘さ。
  • ・果皮は薄くて口に残りにくく、ゼリーの飛び出しが少ない。
  • ・裂果が少なく露地栽培でもつくりやすく、葉カビ病(Cf9)にも耐病性があります。

ファイトリッチ

https://www.takii.co.jp/tsk/phytorich/index.html

タキイ種苗が品種開発した機能性成分を含む、おいしい野菜のシリーズです。約25年前に、健康維持機能をもつ成分を含み、なおかつ食味にすぐれた野菜の研究プロジェクトをスタートさせました。

※2『SR(システマティックレビュー)』

世界中の文献をくまなく調査し、肯定的な結果だけでなく、否定的な結果もすべてあわせて、「機能性がある」と認められるかどうかを総合的に判断するものです。