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2022.11.18

キャベツやブロッコリ−の仲間
冬を彩る「ハボタン」が主役の季節到来
〜葉形や葉色のバリエ−ション豊富! 様々なアレンジを楽しめる〜
ハボタンの寄せ植えと苗の植え付けのポイントをご紹介

クリスマスやお正月など、冬のお庭や花壇を華やかに演出するハボタンの季節が到来します。様々なアレンジメントが楽しめるハボタンの苗の植え付けと寄せ植えのポイントを、おすすめ品種と一緒にご紹介いたします。

ハボタンは、もともとキャベツやブロッコリ−と同じ仲間で、江戸中期にヨ−ロッパから入ってきた食用ケ−ルが、観賞用として栽培されたのが始まりです。それ以降国内で改良が進み、様々な品種が生まれてきました。
ハボタンと言えばお正月をイメ−ジする方も多いと思いますが、葉色は紅白だけでなく、ロ−ズや中心にいくほどピンクになるグラデ−ションを楽しむ品種等もあります。また、色づく前の緑の状態をグリ−ン花材として活用することもできます。葉の形質も丸葉、切れ葉、最近ではツヤのある照り葉やフリンジ、切り花利用できる高性種など多彩です。
店頭にもハボタンの苗がたくさん並ぶ時期ですが、お好きな色や形を選んで、他の植物と合わせたりしながら、自分好みのアレンジメントを楽しみませんか?

【ハボタンの種類】

●草丈

  • わいせいしゅ・・・草丈が低い性質
    鉢や花壇向き
  • ・高性種
    鉢や切り花向き

●葉の形

  • ・東京丸葉系
    キャベツに似て葉が丸い
  • ・ちりめん系
    葉の緑が細かく波上に ちぢれる
  • ・大阪丸葉系
    葉が軽く波打ち、東京丸葉とちりめん系の中間型
  • ・切れ葉系
    葉に切れ込みが入る

●照り葉

従来のハボタンとは違い葉の表面にブル−ム (白いワックス成分)がなく、光沢とメタリック な質感が特長。

『プラチナケ−ル』とは・・・

育成圃場の中にブルームの少ないひときわ色鮮やかな個体を見つけ、そこから品種改良を続け、15年余りの年月を経て、2008年に、ハボタン の枠を超えた新たなジャンルの品種と考え、ハボタンではなく、総称として「プラチナケ−ル」とネ−ミング。

【2008年発表】

輝く照り葉の“プラチナケール”がハボタンの新たな歴史を開いた!

プラチナケ−ル
従来品種

左:プラチナケ−ル

右:従来品種

【苗の植え付けのポイント】

ハボタンは初心者でも育てやすく、管理する場所を選ばないのも嬉しい点です。
一度きれいに色づくと、ほとんど日があたらず寒い場所でも、美しさを長く保ちます。

  • ハボタンを鉢に植えつける場合は、着色していて形の整った株を選びましょう。
  • 土は、排水のよい土を使用して、植え付け後はたっぷり水をやり、2〜3日は 日陰に置いて、冬季は強い寒さの当たらない、日だまりに置いてあげるとお正月に 美しい鉢物となります。 土が乾いてから水をやるようにしましょう。
  • 根を傷めないように植え付け、ポット上部、肩部分の不要な土は取り除きます。葉色が薄くなってしまった時は様子を見ながら追肥を与えましょう。

タキイおすすめ品種

【ラッフル】

存在感抜群!人気のフリンジタイプ。

染色するとアレンジの幅も広がります
染色するとアレンジの幅も広がります
バニラ
「バニラ」
ホワイト
「ホワイト」
レッド
「レッド」

【プラチナケ−ル クリスタル】

タキイ史上、最高の輝き!光沢とメタリックな質感をもった照り葉タイプ。
コンパクトな株にまとまる。

印象的な輝きが華やかさをアップ!!
印象的な輝きが華やかさをアップ!!
バニラ
「バニラ」
ピンク
「ピンク」
ワイン
「ワイン」