2016/02/22掲載
土寄せのポイントに入る前に、根深ネギの作型と栽培について少し説明しておきます。
播種 | 定植 | 収穫 | 必須形質 | |
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春どり | 6〜7月 | 8〜9月 | 3〜4月 | 晩抽性 |
初夏どり | 9〜10月 | 11〜2月 | 5〜7月 | 晩抽性 |
夏秋どり | 11〜2月 | 3〜4月 | 7〜10月 | 耐暑性 |
秋冬どり | 3〜5月 | 4〜6月 | 11〜2月 | 越夏性、耐寒性 |
播種 | 定植 | 収穫 | 必須形質 | |
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夏どり | 2〜3月 | 3〜4月 | 8月 | 低温伸長・肥大性 |
秋どり | 3〜4月 | 4〜5月 | 9〜11月 | 耐暑性、耐寒性 |
この表からもわかるように、根深ネギは他の作物とくらべて栽培期間が長いことが特徴です。
根深ネギの生育適温は16〜20℃前後。乾燥には比較的強く、多湿には極めて弱い性質です。最も生育が旺盛となるのは20℃前後で、それよりも高温でも低温でも生育は停滞します。
第2表からもわかるように、9〜10ヵ月と圃場での生育期間の長い根深ネギでは、全施肥料の7割を追肥で行います。
トータルでチッソ成分10a当たり20〜30kgを目安に施します。またリン酸を好む作物ですので、「ホスベジ10」などの亜リン酸肥料を葉面散布するのも効果的です。
育苗方法は、慣行の地床育苗とチェーンポットやセル成型ポットによる育苗に分けられます。近年では、省力化を目的として後者の育苗が多くなっています。
セルトレイやチェーンポットでの育苗の場合、培土が乾燥しやすいので、こまめな潅水が必要になります。
土耕育苗 | チェーンポット育苗 | セルトレイ育苗 | |
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利点 | 選苗、管理が楽 | 労力がかからない | 育苗期間が短く、活着がよい |
欠点 | 労力、育苗期間が長い (90日) |
活着に時間かかる | 管理が難しい |
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タキイの「ねぎ培土」は、速効性肥料と緩効性肥料をバランスよく配合した、ネギ育苗用の長期肥効培土です。茎の太い良質苗を追肥なしで作ることができます。
※育苗60日を超える場合は適宜追肥してください。
2024年
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