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VR夏すずみブイアールナツスズミ

タキイ交配キュウリ

各種病害に強く作りやすいつるもちのよい「夏すずみ」!

適作型

特長

●つるもち良好
べと病・うどんこ病に強く、減農薬栽培が可能。ウイルス(ZYMV)耐病性は中程度で、条件によって発病が見られるが、つるもちがよく、栽培後半まで秀品性の高い果実が収穫できる。家庭菜園で特におすすめ。
●高い雌花率
主枝雌花率は4〜5月まきで50〜60%、側枝以降も60〜70%程度が連続着花する。
●長期多収
草勢旺盛で、中節間の側枝が栽培後半まで発生し、長期間にわたり安定して多収となる。
●歯切れのよい果肉
平均果長は21〜22cm、果実は濃緑でツヤがあり、歯切れがよく、食味にすぐれる。

栽培の要点

  • 本葉3枚程度の若苗を定植し、スムーズな活着に努め、初期生育を安定させる。
  • 下位7節までの側枝と雌花は早めに除去する。
  • 生育中期以降は過繁茂にならないよう、整枝・摘葉を適宜行う。
  • 追肥と潅水は収穫開始ごろから始め、以降遅れないよう定期的に行う。
  • ウイルス病(特にZYMV)の耐病性は中程度なので、条件によっては発病する。
※この品種には、若干のオフタイプが発生することがあります。切れ込みの深いギザ葉の苗は定植しないでください。