History
タキイ種苗の歩み
18351984
創業からF1時代の幕開け
1835
天保6年

大森屋治右衛門(初代瀧井治三郎)、優良種苗の分譲開始、種苗業の創始。
カタログ(種苗目録)を発行、通信販売をスタート。

左:タキイ種苗目録 右:種と苗 明治42年春の巻
三代目治三郎、株式会社瀧井治三郎商店を設立。

瀧井治三郎
1935
昭和10年

長岡実験農場(のちの長岡研究農場)
(現・長岡京市)
(のちのタキイ研究農場付属園芸専修学校)
民間企業として交配種(F1)販売の先鞭をつける。
1950
昭和25年

「一号」甘藍と白菜が表紙になった種苗目録(昭和25年秋号)
自家不和合性利用による世界初のF1・長岡交配「一号」、甘藍「一号」白菜を発表、
海外でも注目を集める。
長岡交配「えびす」カボチャ、長岡交配「千両二号」ナスを発表。
本社屋の新築落成。

本社屋

「千両二号」ナス

タキイ研究農場
1970
昭和45年

瀧井利彌

ハボタン「F1紅たか」「F1白たか」
長岡交配「耐病総太り」ダイコンを発表。
発売50周年のロングセラー品種となる。

「耐病総太り」ダイコン
1975
昭和50年

パンジー「F1インペリアルブルー」
園芸品種審査会のA.A.S.(全米品種審査会)花卉部門でパンジー「F1インペリアルブルー」が入賞。
長沼試験農場を開設。(のちの長沼研究農場 北海道夕張郡)

長沼試験農場
19852002
「タキイ交配」の躍進と「種子品質の向上」
1985
昭和60年

左:向陽二号 右:桃太郎
タキイ交配「桃太郎」トマトを発表。
タキイ交配「向陽二号」ニンジン発表。
塩尻試験農場(長野県塩尻市)を開設。
1990
平成2年

グランプリを受賞したヒマワリ「ビッグスマイル」
久御山センター竣工(京都府久世郡)
種子処理技術の研究と開発をすすめる。
タキイヨーロッパ(TE)を設立。
チリ支店、採種のための直営農場を開設。
国際花と緑の博覧会(花の万博)でヒマワリ「ビッグスマイル」がグランプリを受賞。
瀧井利彌、代表取締役会長に就任。
ヒマワリ「F1サンリッチレモン」を発表。
花粉の出ない新しいタイプの切り花用ヒマワリ。

瀧井傳一

F1サンリッチレモン
ヒマワリ「F1サンリッチオレンジ」を発表。オランダをはじめ海外でも人気品種となる。
タイに合弁会社CTTシードを設立

富士見試験農場
合弁会社黄瀧種子有限公司(香港)を設立。
1995
平成7年

左:たねまき培土 中央:育苗培土 右:セル培土TM−1
亀岡センター竣工(京都府亀岡市)園芸商品流通の拠点。
タキイオリジナル培土「たねまき培土」「育苗培土」「セル培土TM−1」発表。
タキイリサーチフランス(TRF)を
フランス・イラークに設立。
青島黄瀧種子有限公司(中国・山東省)を設立。
ソウル支店(韓国)を開設。

関西ナーサリセンター

根巻防止 ワンウェイ・セルトレイ
茨城研究農場および関東ナーサリセンターを開設。(茨城県稲敷郡)
現地法人韓国タキイを設立。

品質管理センター

福岡支店の新社屋
20032025
グローバル企業への
取り組み
現地法人タキイチリを設立。
レーザー光照射で硬実種子(カンナ)の発芽改善方法を開発。

レーザー光照射で穴を開けたカンナの種子
2005
平成17年

左:キージーン社 右:ISTA認定証
通信販売100周年
オランダ・バイオシード社に資本参加、同社子会社・キージーン社と共同研究を開始。
発芽検査室が国際種子検査協会(ISTA)認証取得。
種子の品質検査技術が国際的に認められる。
オランダの草花種子会社、K.サヒン・ザーデン社を買収。

タキイヨーロッパ育成「F1フローラルパワー」シリーズ
瀧井傳一社長、(社)日本種苗協会会長に就任。
タキイブラジル新農場を開設。
2010
平成22年

「ファイトリッチ」シリーズ
機能性成分を豊富に含む野菜「ファイトリッチ」シリーズを発表。
現地法人タキイベトナムを設立。
2015
平成27年

関東支店
関東支店を開設。(茨城県つくば市)
リト・トフムジュルク社(トルコ)の野菜育種部門買収。
タキイトルコ設立。

熊本研究農場

瀧井傳一会長(左)と川瀬貴晴社長(右)