特長 他の品種と特性比較する 抽苔の少ない春・秋まき兼用種。根長75cm、根径3cm程度。首のしまりがよく、尻部まで肉付きがよい。「滝野川」よりやや早生で、肌のヒビ割れが少なく、ス入りが遅い。白肌で、肉質がやわらかくて香りに富み、食味がすぐれる。
栽培の要点 栽培適地は土層の深い、有機質に富んだ排水のよい肥沃地。特に発芽直後の乾燥と、生育全般を通しての過湿に注意する。酸性土壌を嫌うので、あらかじめ石灰などで矯正する。連作は極端に生育を悪くして収量が落ちるので、4〜5年の輪作が望ましい。