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オレンジクインオレンジクイン

タキイ交配ハクサイ

彩り鮮やか!シスリコピンを含むオレンジハクサイ!

適作型

特長

●鮮やかなオレンジ色の中早生種
球内色が鮮やかなオレンジ色の中早生種で、中間・暖地の秋どり〜年内どり、冷涼地の秋どりに最適。

●シスリコピンを含む
オレンジ色の芯葉には、一般的なハクサイが含有しないシスリコピン※を含む。シスリコピンは通常のリコピンより体内に吸収されやすい性質をもつ。

●用途幅が広くサラダにも最適する
ハクサイ特有の青臭さが少なく、歯切れのよい食感をもつ。オレンジの芯葉には甘みがあり、漬物や煮炊きをはじめ、サラダ用としても適する。

●根こぶ病に耐病性をもつ
幅広い根こぶ病に耐病性を示す。

※シスリコピンは橙黄色トマトなどに含まれる色素成分で、
赤いトマトに含まれるリコピンと同様の効果が期待できるとともに
赤いリコピンより2.5倍も体に吸収されやすいとの研究報告があります。

栽培の要点

●播種適期を守る
夏の早まき栽培では軟腐病の発生や結球期のしまり不足、春の早まきは抽苔を招くため、適期播種に努める。

●生育全般を通じた肥効の維持
施肥量は一般の中早生種より2割程度多めとし、元肥主体で初期から生育を促す。追肥も確実に行い、最後まで肥効を持続させる。

●圃場の排水性の確保
過湿条件では、根傷みにより生育の遅延や小玉となりやすい。排水性の悪い圃場を利用する際は高畝や排水路の確保を行う。

●適期収穫
過熟での収穫は球内色が淡くなるため、8分結球からの適期収穫に努める。