CATALOG野菜品種カタログ

京千舞キョウセンマイ

タキイ交配カブ

根こぶ病に強い大カブ! 千枚漬に好適!

適作型

特長

●根こぶ病に強く、作りやすい
根こぶ病に安定して強く、生育旺盛で作りやすい。早太りでス入りの遅い大カブ専用品種。
(根こぶ病には多くのレースがあり、未確認の一部のレースによっては、こぶの着く懸念があります。)
●千枚漬に最適の肉質
肌は純白で美しい。肉質は緻密(ちみつ)で甘みに富み、繊維が少なく歯切れがよいので千枚漬に最適。
●玉は腰高によくそろう
「早生大蕪」に比べ、腰高で厚みのある玉に仕上がり、収量性にすぐれ秀品率が高い。
9月上旬まきの栽培では、播種後約70日で根径12cm、根重1kg程度となり、さらに日を置けば2kg以上に太る。

栽培の要点

●播種適期をつかむ
カブは本来、冷涼な気候を好むため、むやみな早まきをせず、立地条件に応じた播種適期をつかむことが大切。特に気温の高い8月まきでは、ウイルス病の防除のためにも、寒冷紗やサンサンネットで被覆し、株間もやや広めにすることが望ましい。
●順調な初期生育
大カブは生育後半に急速に肥大するため、追肥が遅れて肥料が遅効きすると玉の変形や割れにつながり、秀品率の低下を招くので、特に生育前半は順調な肥効を心掛けること。
●病害虫の防除
特に8月まきでは、軟腐病やウイルス病(アブラムシ)が発生しやすく、コナガ、キスジノミハムシなどの害虫の食害も多くなるため、早め早めの対策が大切。