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ほっこり姫ホッコリヒメ

タキイ交配カボチャ

高粉質のミニかぼちゃ!手のひらサイズの差別化商品!

適作型

特長

●果重700g前後の果実が収穫できるミニかぼちゃで、玉売りに最適する。
●果皮は濃緑地に灰色の斑が入り、扁円の果形となる。品質は「ほっこり133」と同じく、高粉質でキメの細かい肉質と強甘味が特長。
●胎座部が小さく肉厚のため、可食部分が多い。
●生育初期から雌花が連続して着生し、大玉種と変わらない収量が期待できる。

栽培の要点

●肥培管理
元肥のチッソ量は10a当たり10〜12kgが標準で、「えびす」より20〜30%程度少なくし、カリとリン酸は各地の栽培基準に準じる。追肥は、株元とつる先の果実の大小を少なくするため、1番果の着果確認後すぐに速効性の肥料を施用する。施肥量はチッソ成分で10a当たり3kgが適量。
●仕立て方
3本仕立てを基本とし、放任栽培も可能。栽植密度は10a当たり約350〜400本が最適。
●着果節位
低節位から雌花が着生し、着果も安定するので、着果節位は5節からとする。扁平果防止のため、5節以下の雌花は早めに除去し、また5節目までのわき芽も除去する。それ以降の雌花節から出るわき芽は除去して果実の着果を促し、雄花節では着果後の草勢維持のために放任とする。交配は基本的にミツバチによる受粉が可能。なお、低節位雌花では場合により人工交配を併用する。
●収穫
摘芯栽培では、20節までの場合、1つる当たり3果の収穫を目指し、開花後40〜45日の完熟果を収穫する。また、連続的に着果していくので、収穫は複数回に分け、安定した品質の果実の出荷を心がける。