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グリーンソードグリーンソード

タキイ交配オクラ

極濃緑でイボ果が少ない!
市場性上々の5角莢種!

適作型

特長

●莢色は「アーリーファイブ」より濃緑で、莢は稜角がはっきりした市場性の高い5角莢種。色ツヤがよく、肉質もやわらかくて食味にすぐれる。
●草勢低下による莢の曲がりや、イボ果・アントシアン色素の発生が少なく、秀品率が高い。
●耐暑・耐寒性は強く、草勢と吸肥力が中程度で栽培しやすい。また、草丈と節間長は中短で、分枝数が少なく、葉の大きさはいくぶん小さめなので、ハウス・トンネル栽培でも作りやすい。

栽培の要点

●播 種
直播の場合は、晩霜の心配がなくなってからまく。硬実種子なので、水またはぬるま湯に一昼夜浸漬後播種すると発芽がよくそろう。
●育 苗
ハウス・トンネル栽培では育苗が必要。9cmポットに3粒まきとし、1cm程度の覆土を行う。また、地温は25〜30℃に管理して発芽を促し、双葉のころに2株、本葉2枚時に1株立ちとする。
●定 植
オクラは直根性で移植適応性が低い作物なので、本葉3枚時になるべく根を切らないように定植する。
●栽植本数
畝幅60〜70cmでは1条植え、100〜120cmでは2条植えとし、株間は20〜30cmが適当。側枝の発生が少ないので、ハウス・トンネル栽培ではやや密植して増収をねらうのが得策。
●肥培管理
元肥は10a当たり堆肥1.5t、苦土石灰120kg、チッソ・リン酸・カリは成分量で各15kg・12kg・15kgを基準とする。
追肥は1〜2果収穫したころから施し、肥料切れをさせないようにする。
●水分管理
生育初期の過湿は生育不良や立ち枯れを起こしやすいので、適湿管理に努める。
ハウス栽培に限らず、乾燥時には潅水して順調な生育をはかる。