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京ひかりキョウヒカリ
ピーマン
PMMoV-L3耐病性!肥大性にすぐれた濃緑中型種
- 耐病性
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- TMV
- ToMV
- PMMoV-L3
特長
- PMMoV-L3型耐病性の夏秋どり中型種。
- 草勢は比較的強く、栽培後半に枝が垂れにくいので、トンネル・露地栽培に適する。
- 気温の低い時期でも果実の肥大がよく、尻づまりが安定し秀品率が高い。
- 果色は栽培全期間を通じて濃緑でつやがよく、商品価値が高い。
栽培の要点
●育 苗
無病で有機質に富み、通気性のよい良質な培土を用い、根張りのよいがっちりした苗に仕上げる。
育苗中の温度管理の目安は、昼間は気温26〜28℃、夜間は14〜16℃とし、適湿を保って徒長させないように心掛ける。
●本 圃
土壌消毒:前作でPMMoVが多発した圃場では、28℃以上の高温時期に定植すると耐病性が打破され、えそ・しおれが発生する場合があるので、あらかじめ土壌消毒を行ってウイルス密度を下げておく。
定植苗:極端な若苗を定植すると過繁茂になりやすく、逆に老化苗では活着不良となりやすい。1番花開花直前苗の定植を基本とし、速やかな活着と初期着果の安定を図る。
施肥:元肥は土壌の肥よく度によって加減するが、10a当たりのチッソ成分量で、促成栽培で35kg、半促成栽培およびトンネル・露地栽培では25kg、抑制栽培で15kgを目安とする。夏秋栽培の場合、追肥は1番果収穫時から始め、10a当たりの成分量で、チッソ3kg程度を10〜14日間隔で施す。
誘引・整枝:第1次分枝より下のわき芽は全て取り除き、第2次分枝の4本を主枝とする。トンネル栽培や露地栽培の場合は、収穫初期は第1次分枝より上を放任とするが、収穫中盤以降は込み合ったふところ枝や徒長枝を間引いて日当たりと通風をよくする。半促成栽培や抑制栽培のように初期収量増加のために厳格な整枝を行わない場合でも、込み合う枝は早めに取り除いて、株全体への採光を図る。
潅水:尻腐れ果などの生理障害防止と良品・多収をねらうには、夏場の高温乾燥期に十分な潅水を行って、草勢を維持することが重要。
無病で有機質に富み、通気性のよい良質な培土を用い、根張りのよいがっちりした苗に仕上げる。
育苗中の温度管理の目安は、昼間は気温26〜28℃、夜間は14〜16℃とし、適湿を保って徒長させないように心掛ける。
●本 圃
土壌消毒:前作でPMMoVが多発した圃場では、28℃以上の高温時期に定植すると耐病性が打破され、えそ・しおれが発生する場合があるので、あらかじめ土壌消毒を行ってウイルス密度を下げておく。
定植苗:極端な若苗を定植すると過繁茂になりやすく、逆に老化苗では活着不良となりやすい。1番花開花直前苗の定植を基本とし、速やかな活着と初期着果の安定を図る。
施肥:元肥は土壌の肥よく度によって加減するが、10a当たりのチッソ成分量で、促成栽培で35kg、半促成栽培およびトンネル・露地栽培では25kg、抑制栽培で15kgを目安とする。夏秋栽培の場合、追肥は1番果収穫時から始め、10a当たりの成分量で、チッソ3kg程度を10〜14日間隔で施す。
誘引・整枝:第1次分枝より下のわき芽は全て取り除き、第2次分枝の4本を主枝とする。トンネル栽培や露地栽培の場合は、収穫初期は第1次分枝より上を放任とするが、収穫中盤以降は込み合ったふところ枝や徒長枝を間引いて日当たりと通風をよくする。半促成栽培や抑制栽培のように初期収量増加のために厳格な整枝を行わない場合でも、込み合う枝は早めに取り除いて、株全体への採光を図る。
潅水:尻腐れ果などの生理障害防止と良品・多収をねらうには、夏場の高温乾燥期に十分な潅水を行って、草勢を維持することが重要。