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紅しずくベニシズク

タキイ交配スイカ

高糖度で食味抜群!低温着果性にすぐれ栽培容易で多収の小玉スイカ!

適作型

特長

●果ぞろいのよい紅小玉種
果形は高球〜やや腰高、果重2.5〜2.8kg程度の小玉種で、果面はスムーズで果ぞろいがよく、変形・空洞果が少ないので秀品率が高い。
●高糖度で食味良好
果肉は桃紅色で、低温期でも皮際まではっきり着色する。糖度は12〜13度と高く安定し、適度にシャリ感があるので食味がよい。
●収量が多い
小玉種の中では果実肥大性にすぐれるので収量性が特に高い。果皮は粘りがあり裂果が少なく、小玉種によく見られるヒビ裂皮も極めて少ない。
●着果が安定
低温少日照下でも雌花の着生は安定し、葯の裂開が容易で花粉の出がよく着果が安定する。草勢は中ぐらいでやや小葉。1番果収穫後の側枝の回復が早いので、2番果、3番果の着果の回転が速い。

栽培の要点

●仕立て方
1番果の着果節位は16〜18節の3番花からとし、仕立て方は4本整枝の3果、5本仕立ての場合は4果着果を基本とする。
●交配と着果数
2〜3番果の収穫をねらう場合、本種は草勢の回復が早く芽ふきが多いことから、1番果収穫5日前ぐらいから2番果の交配を開始する。着果数はあまり制限すると葉面積過多になり長玉になる場合があるので、1株当たり3〜4果程度かそれ以上とする。