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フルティカフルティカ

タキイ交配中玉トマト

農林水産省登録品種(品種名:タキイミディ195)

極高糖度!葉かび病耐病性をもつ中玉トマト

耐病性
  • Tm-2a
  • Cf9
  • LS
  • N

適作型

特長

●中玉で高糖度
糖度が7〜8度で果重は40〜50g。同じくらいの果重になる品種の中で糖度は最高レベル。果肉は滑らかで弾力性があり、食感のよい品種。果皮は薄くて口に残りにくく、ゼリーの飛び出しが少ない。
また、機能性成分であるリコピンを豊富に含む。
●裂果が少ない
弾力性のある果肉の特性から、昼夜温の差が大きい春や秋でも裂果が少ない。
●栽培特性
オールシーズン栽培可能。初期の草勢はやや強いので、過繁茂にして異常主茎が発生しないよう注意する。ただし、着果負担がかかり始める4段開花および冬季には草勢が落ちやすいので早めの追肥が必要。熟期は早生で、葉は中大葉。
●耐病性
耐病性はトマトモザイクウイルス(Tm-2a)、葉かび病(Cf9)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病虫性をもつ。長期栽培にはTm-2a型台木との接ぎ木が基本。

栽培の要点

●元肥
元肥の10a当たりチッソ成分量は、夏秋栽培で5〜10kg、抑制栽培で0〜5kg、半促成・促成栽培では10〜15kgを基準とし、初期草勢を抑えて異常主茎の発生を防ぐことがポイント。
●草勢管理
1段目は確実に着果させ初期草勢を抑えた後、4段開花からの追肥を徹底する。また冬季に花数が多くなると草勢の回復が遅れるため、特に12月〜1月は6〜8果(花)を残して摘果を行い草勢維持に努める。