CATALOG野菜品種カタログ

菜々子ナナコ

タキイ交配コマツナ

濃緑で極立性!
萎黄病に強い中早生種!

適作型

特長

●濃緑で品質がよい
葉色は濃くツヤがあり、荷姿がきれい。高温期に多く見られるカッピング症状や、葉柄のねじれが少ない。
●極立性で収穫作業が容易
草姿は極立性。葉のからみが少なく、葉柄も折れにくいので収穫作業性にすぐれる。
●萎黄病に強い
萎黄病に耐病性。根が深く比較的根量が多いので、水の吸収がよく高温乾燥下でもスムーズに生育する。このため、夏作でも生育が安定する。

※カッピング…葉身部に比べ葉縁部の伸長が遅れるため、葉がカップ状に変形する症状。

栽培の要点

●極端な密植は避ける
夏作など高温・多湿条件下の作型では、徒長して株張りが不足しやすい。このため極端な密植を避け、株間は5cm以上が望ましい。
●生育後半の潅水は控える
播種前後にしっかりと潅水を行い、生育期全般に必要な水分を確保する。生育後半は潅水をなるべく控え軟弱徒長を防ぎ、葉ぞろいや店もち性を向上させる。
●白さび病の防除
従来品種より強い耐病性をもつ。ただし、春先や晩秋など発生しやすい作型では通常の防除が必要。