特長 他の品種と特性比較する 特にべと病耐病性を強化した「晴黄」シリーズの中早生75日タイプ。各種病害に強く、葉べと・肋べとともにほとんど発生は見られない。石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)などの生理障害の発生も少ない。草姿は立性で玉ぞろいがよく、尻張り・胴張りともにすぐれ肥大性良好。球内色は濃黄色で、葉質もやわらかく品質にすぐれる。
栽培の要点 極端な早まきは、軟腐病・ウイルス病発生の危険が高まるので、適期播種に努める。チッソの過剰吸収は病害や生理障害の発生を助長するので多肥を避け、元肥は従来の品種よりやや少なめとする。結球期の肥料切れや乾燥は玉肥大が低下するため、結球初期に追肥を行い収穫時まで肥効を保つ。