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サマールージュサマールージュ

タキイ育成リーフレタス

農林水産省登録品種(品種名:TLE416)

鮮やかな赤色で芯葉のボリュームにすぐれる極晩抽レッドリーフ!

適作型

特長

●鮮やかな赤色
葉先は鮮やかな赤色で、長雨や曇天続きなどの不良環境下でも発色が安定し、良質のレッドリーフを継続出荷できる。
●ボリュームのある極晩抽種
耐暑性にすぐれ、高温期でも葉枚数の展開や芯葉の伸びが旺盛なため、ボリュームのある株を収穫できる。晩抽性は夏秋どりリーフレタスの中で最も遅い部類に属し、高温期でも抽苔の心配が少なく、安心して栽培できる。
●形状安定性にすぐれ、箱詰めしやすい
草姿立性の葉数型品種で生育が過剰になりにくく、株のまとまりがよい。葉柄基部は幅が広く肋のねじれが少ないので、出荷時に葉折れしにくく箱詰め容易。

栽培の要点

●生育をスムーズに
葉数型で草丈がやや短めの品種なので、栽培期間を通じて生育を順調に進めることが良品生産のポイント。
初期から生育を旺盛に進めるため、元肥主体で速効性の肥料を施す。また、若苗定植による活着促進と、干ばつ時は早めの潅水で生育が停滞しないように管理する。
●播種期を守り、適期収穫に努める
高温期の作型が最も特性を発揮する。低温期の栽培や収穫遅れによる老化は、葉柄にアントシアンの発生を招くので播種期を守り、収穫適期を逃さないよう注意する。
●病害防除および生理障害対策
風雨で葉が傷んだ時は、速やかに薬剤散布を行い、病害発生を予防する。チップバーンの発生は少ないが、干ばつや長雨で発生が予想される時は、圃場を適湿に保つとともに、カルシウム剤の葉面散布を行い、発生を抑制する。