特長 他の品種と特性比較する ●形状は甲高で低温肥大性にすぐれる尻はまとまりのよい形状で、変形やス入りになりにくく、安心して栽培できる。低温期でも太りがよくて、形状・サイズともよくそろう。●葉軸が太くて結束容易葉軸が太くてしっかりしているため、収穫や調製作業での手間がかからず扱いやすい。●肌は白くて肉質が緻密肌は白くてテリ・ツヤにすぐれ、荷姿が美しい。肉質は緻密でやわらかく、ほどよい甘みがある。●根こぶ病に安定して強い本種は根こぶ病に安定した強さをもつ。
栽培の要点 ●秋の早まきは避けるむやみな早まきは、長玉などの形状の乱れを引き起こすので、播種期は厳守する。●厳寒期どりは保温管理を葉軸の耐寒性が中程度で、厳寒期には葉や葉軸の傷みが発生するため、被覆資材で十分な保温と適湿を保ちながら栽培する。●適湿管理で品質を生かす播種直後と肥大時期に極端な乾燥や過湿を避けることが、本種の良質性を生かすポイント。●根こぶ病対策根こぶ病には多くのレースがあり、本種でも発病する懸念があるため、栽培前の土壌消毒、輪作や土壌改善策など耕種的防除が必要。