特長 他の品種と特性比較する ●場所を選ばず播種期幅が広い抽苔が極めて遅く、耐寒性も強いため、秋どり栽培に最適で、厳寒期における冬〜春どり栽培にも適する。また、短形品種のため比較的耕土が浅い場所での栽培も可能。萎黄病、ウイルス病などの病害にも強い。●煮ダイコン向けの肉質肉質は緻密で純白。特に煮ダイコンに適し、調理の味がしみ込みやすくおいしい。●好みのサイズに自由自在草勢は比較的おとなしく、密植栽培が可能。株間を調節することにより、お好みのサイズ(0.5〜3kg程度)で収穫できる。●割れにくく、ス入りが遅いス入りが遅く、裂根もしにくいので在圃期間が長く、とり遅れによる失敗が少ないので家庭菜園にも向く。
栽培の要点 施肥は従来の青首ダイコンと同様。収穫サイズを根長30cm(約1.5kg)としたい場合、栽植密度は25×40cm程度が目安。根長20cm(約0.8kg)としたい場合は20×20cmとし、10a当たり1万5,000本を目安とする。秋の適期まきにおける栽培日数は60日程度で、ミニダイコン用途の早生品種より熟期は遅いので注意する。高温期の栽培では根長が長くなりやすく、横縞症の発生する恐れもある。