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恋みどりコイミドリ

つるなしインゲン

極濃緑莢で多収のつるなしインゲン!

適作型

特長

●濃緑色の外観
極濃緑の莢色とそろいのよさが最大の特長。店頭では新鮮さをアピールでき、調理後は料理の見ばえがよい。
●曲がりの少ない丸莢
スジなしの丸莢で莢長は14cm程度。曲がりが少なく秀品率が高い。
●つるなしの草姿
草丈は50cm程度のつるなし種で、葉の大きさは中程度。
●食味良好
風味豊かで食味がよい。
●収量の上がる早生種
草勢がやや強めで収量性が高い。収穫は播種後54日程度を目安とする早生種。

栽培の要点

●畑の準備
連作の回避:インゲンは連作障害が出やすい作物なので、連作は避ける。
土壌酸度の調節:根粒菌の活動を促すため、pH6.0〜6.5を目安に調整する。また、高畝にして排水性も高める。
土づくりと元肥:堆肥などの粗大有機質を多用し、保水・排水性のよい土づくりに努める。全量元肥で施すのが基本。
マルチング:マルチは、保温効果による発芽の向上、あるいは泥の跳ね上がりによる莢の腐敗を防ぐ効果もある。
●播種
高温時期に開花すると着莢に影響するので、盛夏の栽培を避けるように播種期を選ぶ。収穫期間は約2週間なので、播種期を10〜14日ずつずらしておくと収穫・出荷が安定して行える。播種は1ヵ所に3〜4粒まいて、2cmほど覆土する。発芽後に本葉が出たら、間引いて1〜2本立ちにする。
●良質多収のための管理
栽植密度:畝幅1.2〜1.5m、株間30〜35cmで2条まきが目安。
良品多収のポイント:開花・着莢時期に水分が十分あれば曲がり莢や短莢の心配はなく、落花による収量減も回避できる。