特長 他の品種と特性比較する べと病レース1〜7、9、11、13、15に抵抗性をもつ晩抽種で、収穫・調製時の作業性にすぐれる。草姿は立性で葉の絡みが少なく、葉柄はしなやかで収穫・調製作業が容易。生育はよくそろい、一斉収穫に適する。濃緑色で荷姿が映える。安定した晩抽性で、特に本州冷涼地の初夏どりに適する。
栽培の要点 ●適湿での圃場準備春〜夏どりの雨よけ栽培では土壌が過度に乾燥しないよう、土壌水分のコントロールがポイント。特に播種は適湿で行うことを心掛け、圃場条件によっては耕起前に圃場潅水を行う。●発芽をそろえる発芽までは適湿を保ち、乾燥や過湿を避ける。特に夏場の乾燥は発芽不良の原因となるため、極端な浅まきを避け、適宜潅水を行う。地温が高くなる夏場の栽培では、遮光などであらかじめ地温を下げてから播種を行う。●栽培条件に応じた潅水の実施極端な圃場の乾燥は収量低下の原因となるため、生育期間中は圃場の適湿を保つよう心掛ける。土壌の水分条件によっては、必要に応じた適量の潅水を行う。