CATALOG野菜品種カタログ

CF桃太郎Jシーエフモモタロウジェイ

タキイ交配トマト

農林水産省登録品種(品種名:TTM046)

葉かび病耐病性(Cf9)の「桃太郎J」タイプ!

耐病性
  • Tm-2a
  • F1
  • J3
  • V1
  • Cf9
  • LS
  • N

適作型

特長

●すぐれた低温肥大性
低温・少日照下の栽培でも果実肥大がすぐれる。果形は腰高豊円で、果重は220〜230g程度の大玉品種。
●果色と食味は良好
良好な糖度と食味をもち、「桃太郎J」同様、完熟出荷に最適。熟期は早生。果色は美しい濃桃色で、均一に着色し、色ムラの発生が少ない。
●冬型草姿で栽培容易
葉は小葉で採光性にすぐれる冬型草姿。草勢は中強、節間長は中程度で、低温期の草勢管理が容易。
●葉かび病に強い
現在、国内で発生している葉かび病のレースには安定した耐病性(Cf9)を示すほか、トマトモザイクウイルス
(Tm-2a型)、萎凋病レース1(F1)、根腐萎凋病(J)、半身萎凋病レース1(V1)、斑点病(LS)、サツマイモネコブ線虫(N)に強い。

栽培の要点

●追肥と潅水
初期の過繁茂を抑えるために元肥は少なめとし、追肥主体の肥培管理を行う。元肥の10a当たりチッソ成分量は促成、半促成栽培で10〜15kg、抑制栽培では5〜10kgを目安とする。
潅水は栽培全期間を通じて「桃太郎J」より1〜2割多めが適量。果実肥大がよいので追肥のタイミングは遅れないように注意し、栽培後半の草勢維持に努める。
●軟化玉対策
早めの追肥で草勢低下を防ぐ。潅水は少量・多回数とし、急激な水分の吸収を防ぐ。積極的に換気を行い、ハウス内を蒸し込まないよう注意する。
●適作型
ハウス促成栽培に最適。ハウス抑制栽培、ハウス半促成栽培にも適する。