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京かなでキョウカナデ

タキイ交配ミズナ

調製作業が容易で在圃性にすぐれる早生種!

適作型

特長

  • 株元のまとまりがよく、軸がしなやかで折れにくいため、収穫・調製作業が容易。
  • 高温期に問題となる節間伸長の発生が少なく、夏季でも歩どまりが高い。
  • 春〜秋どりに適し、生育はじっくりで収穫適期幅が広い。
  • 晩抽性にすぐれるため、春どり栽培でも抽苔の危険が少ない。
  • 葉は鮮緑色の細葉で葉軸が細く、葉ぞろいがよい。荷姿が美しく仕上がり市場性が高い。

栽培の要点

  • 直播栽培の小株どりでは、条間15〜20cmで株間5〜7cm程度とする。夏季栽培では疎植とし、密植による軟弱徒長を防ぐ。
  • 晩抽性は一般の早生ミズナに比べすぐれるが、早春のハウス栽培では抽苔の危険性があるので、地域ごとの播種期を厳守する。
  • 厳寒期は生育が停滞するので作付けは不向き。
  • 萎黄病の発生が懸念される圃場での作付けは避け、土壌病害予防のため定期的に土壌消毒を行うことが望ましい。