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ロマリアロマリア

タキイ育成ロメインレタス

農林水産省登録品種(品種名:TLE487)

幅広い作型に適応する栽培容易なロメインレタス!

適作型

特長

●幅広い作型に適する
草勢は中程度で晩抽性にすぐれる。結球性は年間を通して安定する。冷涼地の初夏・秋どりや、中間・暖地の秋〜年内どり・春どりの幅広い作型に適する。
●形状が安定し食味良好
玉は照りのよい濃緑色で肥大は中程度。肋の形状は安定してねじれにくく、出荷時の荷傷みが少ない。適期の結球葉は苦味が少なく食味良好。
●根腐病複合耐病性
高温期を中心に発生するレタス根腐病レース1と2に複合耐病性をもち、発生産地でも安心して栽培できる。

栽培の要点

●生育をスムーズにすすめる
施肥量は玉レタスより2割増程度を目安とする。初期から生育を旺盛に進めるため、元肥主体で速効性の肥料を施し、干ばつ時は早めに潅水する。
●適期収穫
従来種よりも結球性にすぐれる反面、生育スピードが早く、収穫適期を過ぎるとチップバーンの発生や肋の傷みにつながるので、計画的な作付けと収穫を心掛ける。
●低温期の被覆管理
中間・暖地の12月〜1月どりや3月どりなど低温期の栽培では、ベタがけやトンネルによる保温を行って、生育を促す。
●病害防除および生理障害対策
生育初期から定期的に殺菌剤を散布し、病害の発生を予防する。圃場の適湿に努め、カルシウム剤の葉面散布を行い、チップバーンの発生を抑制する。