特長 他の品種と特性比較する 葉柄が赤紫色に色づき、緑の葉とのコントラストが美しくサラダ素材におすすめ。機能性成分アントシアニンの含量が通常ミズナ(京みぞれ)より豊富。漬物やおひたしはもちろん、湯通し程度の加熱調理なら色抜けも少なく料理の幅が広い。着色は初期から安定して、ベビーリーフから青果規格まで幅広い出荷が可能。
栽培の要点 ●発色安定のポイント基本的な栽培方法は、通常のミズナ栽培に準じるが、安定した発色にはアントシアニンを増加させるための光・風通し・気温・潅水管理が重要となる。●光を当てる葉軸部分に十分光が当たることが必要となる。草丈10〜20cmでの収穫では条間15cm(株間1〜2cm)、草丈30〜40cmでは条間20cm(株間5〜7cm)と広めの条間を設定する。●風通しを確保するハウス栽培では、草丈20cmを超えるステージから、日中の換気を積極的に行う。少量の栽培であれば、ハウスサイドや畝の外側の条での栽培が望ましい。●高温期の栽培は避ける高温期は発色が不安定となり、収穫後の店もちも低下するため、栽培を避ける。