特長 他の品種と特性比較する 根部は肥大がよく、尻詰まりにすぐれる。形状の乱れが少ないため秀品率が高い。肌はなめらかでツヤがあり、根色は芯まで赤く着色する。適期まきでは95〜100日で収穫できる早生タイプ。夏まき栽培において発芽ぞろいがよく、初期生育がスムーズで作りやすい。立性草姿で葉軸もしっかりしており、機械収穫に適する。
栽培の要点 無理な早まきは短根になりやすく、遅まきは肥大不足や着色不良になりやすいため、適期播種を心掛ける。発芽時から生育初期の乾燥は又根の原因となるため、土壌水分に注意して生育を順調に進める。多肥栽培や生育途中の肥料切れは、病害の発生や肥大不足を招くため、追肥型の肥培管理を行う。間引きを的確に行い、追肥・中耕と合わせて土寄せし、首部の着色を防止する。