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オランジェ 

タキイ交配ニンジン

(品種名:シロムタルカス)

機能性成分カロテン含量が多い、甘くておいしい冬どりニンジン!

適作型

特長

  • 根色は表皮・芯ともに濃橙色で、カロテンを従来西洋ニンジンの約1.5倍アップした機能性にすぐれる冬どりニンジン。ジュースにおすすめ。
  • 葉は濃緑で耐寒性にすぐれ、葉の軸もしっかりしており、年明けでもすぐれた機械収穫適性をもつ。
  • 根形はやや肩張りの円筒形状で、割れにくく在圃性がある。収穫・洗浄時の割れも少ない。
  • 中間・暖地の1〜3月どりに適する。雪下での貯蔵性にもすぐれる。

栽培の要点

●適期播種を心掛ける
中間・暖地の冬どりでは、太りの完了後に厳寒期を迎えられるよう播種日を設定する。無理な早まきはエクボ症などの異常形状の発生を引き起こし、遅まきすると肥大不足や着色不良になりやすい。

●追肥型の肥培管理
葉を健全に保つため、元肥として全量の2/3程度を施し、後半の肥切れに注意する。

●均一な発芽が大切
良品生産のためには、均一な発芽を心掛ける。発芽には多くの水分が必要なため、土壌の水分不足に注意する。

●土寄せの実施
青首防止のため、最終間引き後に土寄せを行う。また、降霜の厳しい地域では、首部の凍害防止のため12月にも土寄せすることが望ましい。

●病害防除
高温期の栽培は、黒葉枯病などの地上部病害が発生しやすいため、肥切れによる草勢低下に注意し、早めの薬剤防除を心掛ける。

※成分データは当社調べ(成分の数値は、栽培条件により変動する可能性があり、栽培での結果を保証するものではありません。)