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涼峰スズミネ

タキイ交配キャベツ

黒腐病に強い寒玉系中早生種!そろい性にすぐれ、倒伏しにくい!

適作型

特長

  • 適期栽培では、定植後75日程度で収穫期に達する中早生種、冷涼地の7〜8月どりに適する。
  • 茎が切りやすく、収穫がスムーズ。
  • そろい性にすぐれ玉形状が扁円に安定し、箱詰めが容易。
  • 倒伏しにくいため、玉尻からの腐敗が少ない。
  • 黒腐病に対し高度な耐病性を示すほか、萎黄病、バーティシリウム萎凋病に対しても耐病性をもつ。

栽培の要点

●適期収穫を心掛ける
本種が収穫される初夏〜夏どりの作型は、生育が進みやすく過熟になりやすいので、適期収穫が大切。

●肥培管理
肥効の抜けやすい圃場での作付は避け、元肥主体の肥培管理を行い、初期生育を促進する。また、早めの追肥で、生育後半まで安定した肥効を保つ。追肥が遅れ収穫期に肥効が強まると裂球を招く恐れがある。

●栽植密度
本種はそろい性にすぐれるが、高温期の栽培であるため、極端な密植栽培を避け、適切な条間・株間で栽培する。

●病害の防除
本種は茎が短いため、特に菌核病、株腐病に対しては十分な防除を行う。また、黒腐病に対しても完全な抵抗性ではないのでベと病、根こぶ病と共に適切な防除が必要。