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タキイ交配メロン

えそ斑点病に耐病性の赤肉メロン!低温肥大性にすぐれ、早い作型で能力を発揮!

耐病性
  • MNSV
  • F0
  • F2
  • PM

適作型

特長

●秀品率の高い早出し用赤肉ネットメロン
低温肥大性にすぐれ、早い作型から収量がとれる赤肉ネットメロン。太めのネットが密に安定して発生するため、果ぞろいがよく秀品率が高い。

●高い市場性
種子部が小さく、皮際まで赤く着色して果肉が厚い。肉質は緻密で日もちがよく、高糖度で安定する。

●すぐれた栽培性
低温期でも生育が緩慢にならず、草勢は強めで収穫期のつるもちがよい。収穫期の裂果が少なく土壌病害であるえそ斑点病(MNSV)、つる割病(F:レース0、レース2)に耐病性があり、うどんこ病(PM)にも強く、作りやすい。

栽培の要点

●交配まではじっくり生育させる
交配期までは被覆資材の開閉を徹底して、できるだけ光をあてじっくり生育させる。活着してからはなるべく潅水を控えることで根張りを促し、着果枝12節以上を基本とする。ただし、着果枝の伸びが悪い場合は、伸び始めに潅水し、交配直前は避ける。

●肥大期はムラのない潅水を心掛ける
ネット発生初期の潅水や蒸し込み管理は、大割れネットの発生につながるので注意が必要。
また、ネットが全体に回りだしたころから、朝夕高めの温度管理をして潅水を開始する。それ以降はムラのない潅水を心掛け、肥大とネットの発生を促す。

●適期収穫に努める
熟期は55〜57日型。糖度上がりは早いものの、収穫開始の際は必ず試し割りをし、肉質も考慮して適期収穫に努める。

※うどんこ病は菌の種類によっては発病する場合があります。