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PC筑陽ピーシーチクヨウ

タキイ交配ナス

単為結果性で着果促進処理が不要! 「筑陽」タイプのトゲなし長ナス!

適作型

特長

  • 高い単為結果性を示し、ホルモン処理や虫媒による受粉がなくても、安定的に着果肥大する。
  • 果実のヘタや茎葉などにトゲがほとんどなく作業性が向上し、果皮に傷を付けにくい。輸送時の荷傷みも軽減。
  • 果形は「筑陽」と同等の長ナスタイプで、果ぞろいがよく、促成・半促成栽培を中心に幅広い作型に適する。
  • 果色は濃黒紫色でつやがよく、秀品率が高い。
  • 果皮はやわらかくて品質がよい。
  • 節間はやや長めで、草勢は「筑陽」よりも若干おとなしい。

栽培の要点

  • 定植は1番花の蕾が膨らんできたころ、「筑陽」よりも5〜7日程度早い若苗での定植が適当。
  • 土壌病害回避と収量アップのため、接ぎ木栽培を原則とする。
  • 1番果収穫直前から追肥を行い、以後は草勢を見ながら施用する。「筑陽」などの従来品種よりも着果性がよいため、早めの追肥などで樹作りを優先する。