特長 他の品種と特性比較する 在圃性にすぐれ、端境期の4月どりでも品質のよい玉が収穫できる。冷蔵時の退色やしおれが遅く、貯蔵後の品質にもすぐれる。4月どりでも形状が甲高扁円に安定し、箱詰め容易。短芯でくりぬきやすく、歩どまりが高いため、青果だけでなく加工・業務用にも適する。萎黄病に強く、黒腐病にも圃場耐病性を示す。
栽培の要点 生育がじっくりしているため、遅まきでは肥大・葉数不足を招く。生育初期〜収穫期まで安定した肥効を保ち、株張りと肥大を確保する。肥料・水分の抜けやすい砂質土壌では細やかな追肥、潅水を行う。青果向けに出荷するなら株間33cm程度、加工・業務向けには35〜40cm程度が目安。根こぶ病、黒腐病、菌核病に対し、適切な防除を行う。