特長 他の品種と特性比較する 低温伸長性があり、低温期の収穫に適した秋冬どりの早生種。べと病レース1〜12・14〜16・19に抵抗性をもつ。葉肉が厚く、株張りのよい多収種。立性で葉柄が折れにくく、収穫・調製作業が容易。葉色は濃緑色でつやがあり、荷姿が美しい。
栽培の要点 ホウレンソウは過湿に弱いので、圃場は排水のよい場所を選ぶ。発芽をそろえるため、播種は土に十分湿り気がある状態で行い、発芽まで適湿を保つ。本葉3枚前後までに随時間引いて、株間を整える。低温期の栽培では被覆資材を活用し、生育を促進する。ホウレンソウのべと病はレース分化が起こりやすいため、抵抗性品種といえども、登録農薬による早期防除に努め、栽培管理に留意する。