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小粋菜コイキナ

タキイ交配カブ

ミズナの様な葉をもつ良食味な小中カブ!捨てる箇所なく楽しめる!

適作型

特長

●ミズナ様の葉をもつ小中カブ
深い切れ込みがあるミズナ様の葉をもつ新しいタイプの小中カブ。一般的なカブより葉軸が細く、葉数が多い。葉長45cm程度が最も生育のバランスよく見た目もよい。

●カブも葉も良食味
ミズナ葉のシャキシャキとした食感と歯切れのよいカブの緻密な肉質が特長。浅漬や鍋の具、油揚げとの煮びたし、炒めもの、若葉のサラダなど幅広い用途でおいしい。差別化を図るため葉付きの出荷がおすすめ。

●小〜中カブサイズまで栽培可能
小カブ栽培では条間15cm×株間15cmで根径6cm程度、中カブ栽培では条間20cm×株間20cmで根径8〜10cm程度が目安。栽植密度によって葉数と根の肥大性が変わり、好みのサイズで栽培可能。

●根こぶ病に強い
根こぶ病に耐病性を示す。

※根こぶ病には多くのレースがあり、未確認のレースによっては発病の恐れがあるので、発生地では通常の防除が必要。

栽培の要点

●適期播種
秋冬栽培での無理な早まきや春栽培でのまき遅れは、葉勝ちを招き、玉の肥大も悪くなる。適期播種を心掛ける。

●肥培管理
全量元肥を基本とするが、生育後半の肥効が弱いと肥大が鈍くなるため、間引き直後に追肥が必要。通常の小カブ品種と比べて草勢が強いため、肥沃地では施肥量を少なめとする。

●収穫遅れに注意
適期栽培における熟期は栽植密度に関わらず、播種後60〜65日程度が目安。ス入りが遅く在圃性はあるが、極端な収穫遅れは葉軸が硬くなり、根形の乱れや肉質の劣化にもつながるため、適期収穫を心掛ける。

●保水・排水性のよい土づくり
極端な乾燥や過湿条件下では、生育不良が懸念される。堆肥などの有機物を施用し、保水と排水性のよい土づくりを行う。