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キングバリア

タキイ交配台木用トマト

農林水産省登録品種(品種名:TTM127)

極良質で甘さ際立つ、栽培性の高い中生のホワイト種!

耐病性
  • Tm-2a
  • B
  • Cmm
  • F1
  • F2
  • F3
  • J3
  • K
  • V1
  • V2
  • N

特長

  • 青枯病の汚染度が高い圃場でも、従来品種より安定した栽培が期待できる。
  • 草勢は初期から強勢で栽培後半まで安定する。
  • 根が土中に深く入り根域が広く、発根力にすぐれ、しおれに強い。スタミナがあり長期栽培にも適する。
  • 発芽ぞろいがよく、幼苗接ぎ木が容易。
  • 青枯病(B)以外にコルキールート(褐色根腐病:K)に強い耐病性を示すほか、トマトモザイクウイルスにはTm-2a型耐病性、かいよう病(Cmm)、萎凋病レース1(F1)とレース2(F2)およびレース3(F3)、根腐萎凋病(J3)、半身萎凋病レース1(V1)とレース2(V2)、サツマイモネコブ線虫(N)に複合耐病性を示す。

栽培の要点

  • 穂木は、Tm-2a型もしくはTm-2型のToMV耐病性品種を使用する。
  • 幼苗接ぎ木の場合、台木は穂木より高温期は1日、低温期は1〜2日早まきする方が軸の太さがそろい、接ぎ木がしやすい。
  • 元肥のチッソ成分量は、条件によって異なるが自根栽培より20%減が目安。
  • 厳寒期や春先の育苗では、地温15℃以上を確保することで、スムーズな生育を心掛ける。高温期の定植では、活着するまで小まめな潅水など高温対策が必要。