CATALOG野菜品種カタログ

きらぼし65SPキラボシ65エスピー

タキイ交配ハクサイ

幅広い根こぶ病に耐病性! 春まきも可能な晩抽早生種!

適作型

特長

●根こぶ病耐病性をレベルアップ
従来のタキイ根こぶ病耐病性品種(黄ごころシリーズ)よりも根こぶ病の耐病性をレベルアップした春秋兼用の晩抽早生種。

●抽苔が安定し春まきも可能
夏まき秋どりはもちろん、春まき栽培で問題となる晩抽性が比較的安定するので、中間・暖地での春どりも可能。

●生理障害に強い
石灰欠乏症(縁腐れ・芯腐れ)やゴマ症などの生理障害の発生が少ない上、生育旺盛で栽培容易。

●品質良好
玉の肥大がよく、球姿は尻張り・胴張りのよい砲弾形。球内色は鮮黄色で、葉質がやわらかい。
※SP…従来の「きらぼし65」に改良を加え、発芽後のそろい性を高めました。

栽培の要点

●育苗管理
春まきの温床育苗栽培では、最低気温が13℃以下にならないように保温する一方、日中は25℃以上にならないように換気し、根張りのよいしまった健苗に仕上げる。

●元肥は控えめに
秋まき栽培では、元肥は控えめとし、外葉の過剰生育を抑える。外葉ができすぎると、生育後半に病害を誘発したり玉じまりが悪くなる。結球が始まれば初期に追肥し、生育後半まで肥効を保って肥大不足に注意する。

●圃場の乾燥に注意
芯葉が立ち上がり結球が始まるころの乾燥は、芯腐れの発生につながる。春まき栽培では、生育遅延により抽苔の原因にもなるので、潅水を適宜行い適湿を保つ。

●適期収穫に努める
商品性を高めるためには9分結球が収穫の適期。特に上昇気温下での収穫遅れは、縁腐れやゴマ症発生の原因となるので適期収穫に努める。