京千羽キョウセンバ

●そろいがよく収量性にすぐれる
密植しても全長、太さともによくそろうため歩どまりが高い。

●葉先枯れが少なく、草姿立性で美しい
左右対称に規則正しく葉序が展開し、草姿立性の細葉であるため、葉折れや倒伏の発生が少ない。濃緑葉で葉先枯れにも強いため美しい荷姿に仕上がる。

●低温伸長性にすぐれ厳寒期どりが可能
低温期でも安定して伸長するため、1〜2月どりが可能。トンネル栽培のほか、耐寒性があるため露地での栽培も可能。

●葉鞘部のしまりがよく市場性にすぐれる
葉鞘部のしまりがよいため安定的に2葉残しで調製が可能。そのため、葉枚数の確保が容易。

●発芽をそろえる
高温期(7〜8月まき)は、遮光資材を活用し地温低下と乾燥防止に努める。さらに換気扇やミスト潅水の併用も有効。あわせて薄まきにして徒長を防止することも重要。

●土づくりが重要
商品性や品質を高めるには土づくりが重要。堆肥などの有機質を十分に施用し、通気性・排水性に富んだ膨軟な土づくりを心掛ける。

●収穫適期を守る
春〜初夏どりでは生育が早いため、収穫適期を守ることが大切。また、冬季の栽培ではパイプハウスやトンネルの換気を適度に行い、しまりのよい充実した株に仕上げる。