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グランバギーグランバギー

タキイ交配ピーマン用台木

複合耐病性とスタミナで不良環境を耐え抜く強勢ピーマン台木

耐病性
  • TMV
  • ToMV
  • PMMoV-L3
  • B
  • Pc
  • N

特長

  • スタミナがあり自根栽培と同等以上の生育を示し、栽培終盤まで収量が安定しやすい。
  • 栽培期間を通じて吸水・吸肥能力が衰えにくく生理障害果の発生が軽減できる。
  • PMMoV-L3型台木で青枯病(B)と疫病(Pc)に強い耐病性を示すほか、サツマイモネコブ線虫(N)にも耐性を発揮し栽培が安定する。
  • 低温性と耐暑性を兼ね備え、ハウス栽培から露地栽培まで幅広い作型で能力を発揮する。
  • 幼苗の主軸は太く、頑健で接ぎ木作業が容易。

※各種耐病性をもちますが、条件によっては打破される可能性があります。

栽培の要点

  • 接ぎ木には、親和性を合わせ穂木もPMMoV-L3型耐病性品種を使用する。
  • 幼苗接ぎ木の場合は、穂木より1〜2日の早まきが理想。
  • 品種耐病性だけに依存せず土壌消毒も併用し、総合的防除に努める。
  • 接ぎ木苗の苗姿はコンパクトに仕上がるため、適期が過ぎ老化苗定植にならないよう注意する。
  • 本種の接ぎ木苗は栽培初期から枝発生が旺盛で着果も多いため、潅水、追肥を早めに開始し、草勢が低下しないよう心掛ける。