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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 写真提供:西村十郎(JN)



 初め葉脈に沿って淡黄緑色の網状斑が現れ、葉柄が長く伸び、葉は狭小になる。株全体は節間が短くなって萎縮し、細く小さな枝や葉が腋芽として叢生し、いわゆるホウキ状あるいは天狗巣状になる。花は舌状花の発達が悪く、花冠は萎縮して内側に巻き、内部の舌状花の大部分が筒状花になり、黄緑に変色する。




 病原はファイトプラズマ(Phytoplasma)で、これは細菌と性質が似ているが、伝染方法はウイルスに似てヒメフタテンヨコバイやキマダラヒロヨコバイによって媒介される。
 本病は7月から秋まで発生し、キマダラヒロヨコバイによって伝搬される。このヨコバイは幼虫や成虫では越冬できず、卵でのみ越冬するが、本病は経卵伝染をすることはない。したがって、伝染方法は、越冬した卵から孵化した成虫が、発病したアスターや雑草に寄生して吸汁した時に体内に本菌を取り込み、その後30℃で11日間、25℃で12日間、20℃で16日間、そして10℃では45日後に健全株に飛来して吸汁すると、その株にファイトプラズマを媒介するようになる。
 本菌により、コスモスやヒャクニチソウなどの草花、ジャガイモやトマト、ニンジン、セルリー、ホウレンソウなどの野菜、ヒメムカシヨモギやタンポポ、オオバコなどの雑草も発病する。





 発病した株を畑に残さない。被害株はもちろん発病した雑草も直ちに抜き取る。媒介するキマダラヒロヨコバイを防除する。


データ作成年月日:2007/09/30

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写真1(JN)