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病害情報

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文章執筆:植松清次 写真提供:米山伸吾(SY)



 発芽したばかりの小苗に発生し、根と地際部の茎が腐敗する。初め水浸状を呈し、侵された茎は細くくびれて、茎葉はしおれて倒伏枯死する。発生が始まると、すぐに周辺に広がる。排水不良で土壌が過湿の時に発生する。




 立枯病の病原菌は、ピシウム メガラカンタム(Pythium megalacanthum)という卵菌綱に属す糸状菌(かび)で、土壌伝染する。本菌以外のピシウム属菌も関与する可能性が高い。病原菌は卵胞子を形成し、被害残渣とともに土壌中で越年する。条件が整うと発芽して菌糸を伸ばし、根に直接感染する。また、遊走子を形成して、遊走子が水中を遊泳し、茎の地際部や根などから侵入する場合もある。
 苗立枯病の病原菌は、リゾクトニア ソラニ(Rhizoctonia solani)という不完全菌類に属す糸状菌(かび)で、やはり土壌伝染する。多くの作物の苗立枯れを引き起こす病原菌で、被害残渣や周辺の土壌中に菌核を形成して長く生存する。条件が整うと発芽し、菌糸は腐生的に周辺に広がり、苗に感染して立枯れを起こす。





 どちらの病害も、育苗用土には登録のある土壌くん蒸剤などで消毒したものを利用し、発病圃場も登録のある薬剤で土壌消毒する。


薬剤防除:登録防除薬剤について

データ作成年月日:2006/04/01

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 農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。
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 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
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