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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 ウイルス病校閲:亀谷満朗



 葉に緑色濃淡のモザイクを生じ、花弁には退色斑紋を生じて奇形になる。濃緑部がやや盛り上がり、葉が奇型になる。




 本病はズッキーニ黄斑モザイクウイルス(Zucchini yellow mosaic virus ZYMV)とソラマメウイルトウイルス(Broad bean wilt virus BBWV)とによって発病する。ベゴニアのZYMVは北海道から沖縄まで広く発生しているが、関東以西、特に沖縄で発生が多い。本ウイルスはベゴニアのほかウリ科植物に発生しやすい性質を持っている。BBWVは全国のソラマメの栽培地に広く発生しており、発生率も高い。いずれも多くの草花、野菜および雑草に寄生し、アブラムシによって非永続的に伝染する。発病した植物に寄生して汁を吸ったアブラムシが、その後ほかの健全な植物に移動して寄生し、その株から汁を吸う時に、このウイルスが媒介される。また、管理作業中の接触により伝染する。種子伝染や土壌伝染はしない。15℃から25〜26℃の温暖な時期にモザイク症状の病徴が出やすく、アブラムシの発生の多い春および秋に発生しやすい。





 耕種的防除法は、(1)花茎を切る時は健全な株から始め、発病株は最後にするか除去する。(2)アブラムシの飛来を防止するため、周りをシルバーテープで囲うか、シルバーストライプマルチを敷く。ただし生育が進むと飛来防止効果は低下する。(3)寒冷紗で被覆してアブラムシの寄生を防ぐ。(4)アブラムシの飛来の多い植物の近くでは栽培しない。(5)激発した被害株は抜き取り焼却する。
 農薬による防除法は、適用登録された殺虫剤を用いてアブラムシを防除する。本病に登録防除薬剤はない。



ウイルス病媒介昆虫登録防除薬剤について

データ作成年月日:2006/04/01

▼▼▼ ご注意 ▼▼▼
 文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無をご確認ください。
 農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。
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 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。