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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 写真提供:米山伸吾(SY)



 初め外側の葉の茎部が黄変し、葉の中肋の片側の葉脈を中心として黄変が進み、やがて葉が奇形になる。激しくなると落葉して枯れる。根が褐変腐敗し、茎の維管束も褐変する。




 本病はハボタンでは発病を記録されていないが、ハボタンはキャベツの変種なので同一の病原とみてよい。すなわち、フザリウム オキシスポラム f.sp.コングルチナンス(Fusarium oxysporum f. sp. conglutinans)という不完全菌に属する糸状菌(かび)によって、根が侵されて発病する。本菌は10〜30℃で生育し、25℃前後が生育適温であり、キャベツやコマツナにも寄生する。また、被害残渣とともに土中で越年し、翌年の第一次伝染源になる。チッソ質肥料の多用は発病を助長する。本病は26〜30℃でよく発病するが、ハボタンのように低温期に栽培される場合、地温20℃では病徴が見られるまで約26日間、25℃では17日間、28℃では12日間、30℃では7日間で発病する。





 耕種的防除法は、(1)連作を避ける。(2)被害残渣を畑に残さないようにし、それらを除去して焼却するか土中深く埋める。(3)石灰を施用して土壌pHを7前後に高める。(4)登録薬剤により土壌消毒をする。(5)東京丸葉系統と名古屋ちりめん系統の中のハボタンなど、病気に強い品種を用いる。


薬剤防除:登録防除薬剤について

データ作成年月日:2006/04/01

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写真1(SY)