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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 写真提供:米山伸吾(SY) ・西村十郎(JN)



 初め生育がやや不良ぎみで葉色が悪く、晴天の日中に茎葉が萎れる。株の地際部付近が水浸状で褐色となり、茎の腐敗は外側から始まる。さらに病気が進むと褐色腐敗は内部にまでおよび、導管だけでなく他の部分も褐変し、下葉から枯れ上がり枯死する。多湿条件下では病斑部分にクモの巣状の褐色の菌糸を生じる。




 病原菌は、リゾクトニア ソラニ(Rhizoctonia solani)という不完全菌類に属する糸状菌(かび)の一種で、通常は菌糸と菌核で生活する。しかし、まれに担子胞子を形成し、その完全時代は、タナテフォーラス ククメリス(Thanatephorus cucumeris)という担子菌類に属する。この菌は多犯性で、48科263属の植物が寄主として記録される。本菌は培養型で類別されるが、所属は明らかでない。本菌の生育は22〜25℃前後で、比較的多湿状態を好み17〜23℃前後で発病するようである。
 通常、土壌中で有機物を利用して腐生的に生活しており、環境条件が悪くなると菌核を形成して休眠する。寄生する植物が栽培されると、菌核は発芽して菌糸を伸ばし、株元の茎に侵入して立枯れを起こす。





 被害株は根周りの土壌とともに取り除いて焼却する。被害残渣や未熟な有機物を土壌に混入せず、完熟した有機物を施用する。密植を避け、株元付近の通気をよくする。


データ作成年月日:2007/09/30

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写真1(JN)


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