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病害情報

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文章執筆:植松清次 写真提供:米山伸吾(SY)



 発生は生育期全般にわたる。葉に初め境界が不明瞭な黄緑色を呈するが、すぐに褐色の縁取りをした汚白色になる斑点を生じる。過湿条件では、発病組織に分生子層が形成されるため、くすんだ褐色となる。激しく発病すると、無数の斑点が現れて葉が枯れてしまう。
 枝での発病も葉と同様であるが、茎の周囲を病斑が取り囲むと、そこから上部の茎葉は枯死する。





 病原菌はコレトトリカム グレオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides、以前はC. antirrhiniとされていた)という不完全菌類である。植物体上に形成された分生子層の上に分生子を多数形成する。
 植物体または残渣上の分生子層に形成された俵形の分生子(15〜20×5μm)が、雨滴によって飛び散ることにより、伝播する。そのため、露地栽培で多く発生し、施設栽培ではほとんど問題にならない。ただし、施設栽培でも、頻繁に頭上潅水を行った場合に発生することもある。





 施設栽培ではあまり気にしなくてよい。露地では潅水を控えめにし、頭上から潅水しない。夜露が多い場合、夕方の潅水は避ける。高温多雨期には、雨よけなども考える。
 登録防除薬剤はない。



データ作成年月日:2006/04/01

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写真1(SY)