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病害情報

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文章執筆:植松清次 写真提供:米山伸吾(SY) ・西村十郎(JN) ウイルス病校閲:亀谷満朗



 茎や葉、葉柄、花梗に二つの症状が見られ、生育が悪くなる。(1)生長点近くの葉が少し縮れているか、淡黄色のモザイク症状や斑点が見られる。(2)生長点付近の葉に不鮮明な黄点を多数生じ、さらに進行すると下葉に黄点やえそ斑を生じる。
 露地に9〜10月ごろ定植された場合では、9月下旬〜11月中旬にかけて感染しやすい。





 病原には、カブモザイクウイルス(Turnip mosaic virus TuMV)、およびキュウリモザイクウイルス(Cucumber mosaic virus CMV)が知られる。
 TuMVは、大きさ720〜750×12〜15nmのひも状ウイルスである。寄主範囲が広く、ダイコンやハクサイ、カブなどのアブラナ科、キク科、ナス科、アカザ科、マメ科などの多くの植物に感染し増殖する。
 一方、CMVは直径30nmの球状ウイルスで、宿主範囲は、多くの野菜、花き、雑草ときわめて広い。いずれのウイルスとも汁液接種は容易。ワタアブラムシやモモアカアブラムシなどによって非永続的に伝搬され、一度感染すると、植物体内で増殖する。種子伝染、土壌伝染はしない。





 育苗圃場へのアブラムシの侵入を防ぐため、ハウスの開口部には寒冷紗を張る。圃場では、本病の症状が現れた株は直ちに抜き取って燃やす。また、アブラムシの発生を防ぐため、早めに適用登録された殺虫剤で防除する。
 本病に登録防除薬剤はない。



ウイルス病媒介昆虫登録防除薬剤について

データ作成年月日:2006/04/01

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 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(JN)


写真2(SY)


写真(SY)