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病害情報

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文章執筆:米山伸吾 写真提供:米山伸吾(SY)



 葉に、中央部が灰褐色でその周りが濃褐色の、はっきりした輪紋を持つやや大形で円形の病斑を生じる。後に病斑上に小黒粒点(分生子殻-柄子殻)を散生する。




 病原菌はアスコキータ ファゼオローラム(Ascochyta phaseolorum)という不完全菌類に属する糸状菌(かび)の一種で、病斑上に分生子殻(小黒粒点)を生じ、分生子(柄胞子)を内蔵する。分生子殻は褐色〜黄褐色、球形で直径0.1〜0.2mm、病斑の表皮下に形成される。内部に無色、2胞で長楕円形〜円筒形、8〜12×3〜4umの多数の分生子(柄胞子)を形成し、これが成熟して空気中に飛散し、伝染を繰り返す。
 本菌はダイズ、インゲンマメ、キュウリ、カボチャ、ジャガイモ、ゴボウ、オクラ、ピーマン、トマト、ナスなどの作物のほか、ケイトウ、ホウセンカ、デージー、タチアオイ、ペチュニアやキンセンカなどの草花に寄生して発病させる。





 本菌が寄生する植物の連作を避け、前年の被害植物の残渣を集めて、土中深く(1m以上)埋めるか、焼却する。チッソ質肥料の過用を避け、密植や過繁茂にならないようにして、風通しをよくする。排水を良好にして、土壌水分が高くならないようにする。葉の上から水をかけない。


データ作成年月日:2007/09/30

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写真1(SY)