調べる

病害情報

戻る


文章執筆:米山伸吾 写真提供:米山伸吾(SY) ・西村十郎(JN)



 日中、草勢が弱くなって何となく葉がしおれているように感じられると、数日後には葉が緑色のまま急速に発病する。株元の茎に2〜3cmの縦の裂け目を生じ、茎の表皮が剥がれやすくなり、維管束が褐変して表皮の下に触れるとベタつく。この茎を水を入れたコップに挿すと、汚白色の菌泥が水中に滲み出る。




 病原は、ブルクホルデリア カリオフィリ(Burkholderia caryophylli)という細菌で、被害株、特に根の残渣とともに土中で越年し、翌年の第一次伝染源になる。気温25℃以上〜30℃前後の高温時に発生しやすく、カーネーションの生育状態と関係なく発病する。





 耕種的防除法は、(1)ウイルスフリー株を用いること。自家苗は無病の株を親株とし採苗する。(2)育苗時に生育異常の株は抜き取り、定植しない。(3)土壌を蒸気80℃以上で10〜15分間以上消毒する。


データ作成年月日:2006/04/01

▼▼▼ ご注意 ▼▼▼
 文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無をご確認ください。
 農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。
 農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。
 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(SY)


写真2(SY)


写真3(JN)