調べる

病害情報

戻る


文章執筆:植松清次 写真提供:西村十郎(JN)



 茎や葉、花に発生し、初め暗灰色になり、後に脱色して乾枯する。茎を裂いてみると、太い茎であれば、白色菌糸に覆われたネズミの糞状の黒色の菌核が形成されている場合がある。




 病原菌は、多犯性の糸状菌(かび)スクレロチニア スクレロチオラム(Sclerotinia sclerotiorum)である。
 本菌は5〜30℃で発育し、20℃が生育適温で、生活史の中で20℃以下の条件が必要な菌である。
 露地では、梅雨や秋雨の時期に、施設では、これらに加えて、ナタネ梅雨の時期や晩秋〜初冬にかけて発生する。加温施設内ではあまり発生を見ないが、日当たりが悪く、過湿になった場所では発生することがある。暖地では無加温で栽培する品種もあるので、発生には注意が必要である。暖冬で、夜間暖房機が動かないことがあると、本病や灰色かび病が発生することがある。





 発生しやすい時期は、潅水を控えめにして、施設内を乾燥ぎみに保つ。


薬剤防除:登録防除薬剤について

データ作成年月日:2007/03/01

▼▼▼ ご注意 ▼▼▼
 文中に記述のある農薬の登録内容は、すべて上記データ製作日時点のものです。ご使用に際しては、必ず登録の有無をご確認ください。
 農薬登録のない薬剤を使用したり、登録条件以外の使用をすることは、農薬取締法で禁止されておりますので、生産物の商品性や産地としての信用を著しく損なう恐れがあります。また、生産者の健康被害に対する配慮も肝要です。
 農薬の適用の対象や使用基準など、登録の内容は時期や地域によって異なります。間違った使用をされますと、効果がないばかりか作物に薬害を生じる恐れもあります。
 本文の記述には万全を期しておりますが、使用農薬の選択および使用方法につきましては、お近くの種苗専門店や農協、公共の指導機関などにご確認の上、使用される農薬の注意書きをよく読んでお使いくださるようお願い申し上げます。
 病害の診断は、判断が非常に難しい場合があります。詳しくは、農協または公共の指導機関にご相談ください。
写真1(JN)


写真2(JN)